すっぽんに含まれる栄養や成分、その働きとは?

すっぽんは滋養強壮・不老長寿・強精によいとされ、古くから漢方や中国医学で注目されてきました。現在も健康維持のためにサプリメントや食事などの形で利用されています。
でも、どうしてすっぽんが滋養強壮などによいのでしょう。その秘密はすっぽんに含まれる栄養素にあります。

すっぽんに含まれる成分

すっぽんはカメの一種です。多くは中国に分布をしています。その他には、台湾、韓国、ロシア南東部、東南アジアなども分布域です。日本でも九州、四国、本州に広く分布しています。

すっぽんに含まれる栄養素は、ビタミンB群、カルシウム、鉄分、アミノ酸、コラーゲン、リノール酸などです。
リノール酸は大豆油やコーン油など植物性食品に多く含まれているのですが、すっぽんは動物性食品でありながらリノール酸を多く含んでいます。
すっぽんの甲羅のフチの部分にあるエンペラにはコラーゲンが豊富に含まれています。

コラーゲンの働き

人間の体内ではコラーゲンは皮膚、関節、骨、靭帯、血管などさまざまな部位に含まれています。
コラーゲンというと肌がぷるぷるになる印象があるのではないでしょうか。
皮膚は表面から表皮・真皮・皮下組織で構成されていて、皮膚ではコラーゲンは真皮層に多く存在しています。コラーゲンが網の目のように張り巡らせれていて、コラーゲン同士をエラスチンがつなぎとめ、これらのすき間をムコ多糖類が埋めています。このような構造が保たれることで肌にハリが生まれます。コラーゲンが不足をすると肌のハリは低下をします。

鉄分の働き

鉄分は赤血球中のヘモグロビンを作るために必要です。ヘモグロビンは酸素を体のすみずみに運んでくれます。
鉄分が不足をすると鉄欠乏性貧血になります。鉄分摂取量が少ないことや女性は生理で血液を失うため、鉄欠乏性貧血に注意が必要です。貧血になると、だるさ、頭痛、めまいなどの不調を感じることがあります。
クエン酸やビタミンCと一緒に鉄分を摂取すると吸収がよくなります。スッポンは鉄分を含んでいるのですがビタミンCは少ないので、ビタミンCが多い野菜や果物と一緒に食べるとよいでしょう。

アミノ酸やビタミンの働き

アミノ酸はタンパク質が分解されたものです。水分を除くと人間の次に多い成分タンパク質です。筋肉、爪、髪、内臓、皮膚などはタンパク質でできています。他にも体内の酵素の生成にはタンパク質が必要です。
また、人間には体内で作ることができない必須アミノ酸が9種類あり、9種類すべてそろわないと体内でうまく利用できません。すっぽんには9種類すべてのアミノ酸が含まれています。

ビタミンには体の調子を整える働きがあります。アミノ酸だけ摂取をしても酵素が働くことはできず、ビタミンの働きが必要です。

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